ニチニチソウ 2016.8.24 撮影

菜園の縁に植えてある、日々草(キョウチクトウ科)でございます。

菜園は、皆さんが愛犬を連れて散歩をする道に面しておりますので、
柵をするよりも花を植えた方が、効果的な場合がございます。春には、チューリップ。
この時期には、沢山の日々草・・・

さて、原産地のジャワやブラジルなどでは宿根するそうですが、
耐寒性が無い為、日本では一年草になってしまいます。
この花達も、毎年自然に播種させて発芽したものです。
花屋さんへ出向くと、様々な色に魅せられてつい鉢を買ってしまいますが、
移植を嫌うのでしょうか?なかなか定着しない場合がございます。
その点、この実生は元気そのもの!
花の少ないこの時期に、次から次へと花を咲かせてくれる長寿花です。

写真を撮り始めたら、大きなキアゲハが3匹もやってまいりました。

キョウチクトウ科・・・と言いますと、
幹や葉を傷つけると乳汁のような白い樹液を出すものが多いです。(トウダイグサ科もそうかな〜)
その樹液には、種々のアルカロイドや強心配糖体を含むので、
口に含まないよう、注意が必要です。ウィキペによりますと、
この日々草は、抗がん剤(ビンクリスチン、ビンブラスチン)の原料だったそうです。
って、凄くないですか!!ビンクリスチン・・・知っている、はい、確かに抗がん剤にあります!

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